東急百貨店、閉店しちゃいましたね。

上京して一番はじめにバイトしたのが、東急百貨店の入店者数のカウント。あの金属のカウンターでカチャカチャと一生懸命カウントした、35年以上前の夏。

大学の通信教育の夏季スクーリングのために、友人を頼って上京して、通学便利な安アパートを見つけて引っ越したばかりの、布団もエアコンも何にもなかった頃。武蔵小杉(というかほぼ向河原)のアパートで東横線を利用してた、大学と渋谷は逆方向だったけど、秋葉原とか池袋とかどこに行くにもまずは渋谷に出ていたから、渋谷はとても身近に感じていた。

カウントのアルバイト、どうやって応募したのかはよく覚えてないのだけど、フロムAというアルバイト情報誌だったような気もする。1日だけで、その日に5000円現金払いってのをみつけて、応募したらすぐ採用された。渋谷の百貨店でバイトしてるってことが嬉しくて、あっという間に終わった気がする。もらった5000円でタオルケットを買って、さっそくその晩から使った。東急百貨店で何かを買ったのはそれが最初で最後。

その後、渋谷の制服の可愛いファストフードの店のバイト募集の張り紙をみて応募したら、それもすぐに採用されて、他と掛け持ちしながらも、就職する迄、二年半くらい、ずっとバイトした。だから、渋谷は思い出深い私の青春の場所なんだけど、もうほとんど面影がない。東横線の改札と東急東横店が無くなったと聞いた時は寂しかった。そして東急百貨店も無くなってしまうのは本当に寂しいな。

なんだかんだ、今も渋谷経由で通勤してる。ほとんど面影はないけれど、やっぱ渋谷は知ってる街って気がしてる。109とかセンター街とか、イメチェンしても、雰囲気は変わってないのが救いかな。

まぁ、若い頃から、渋谷はバイトする場所で、買い物するのは元住吉とか横浜だったんだけどね😅