コロナ5日目になると、だいぶ体が楽になって、自分が汚らしいことが気になってくる。嗅覚も復活したようで、脇とか頭とか、体が臭い気がする。

電気ポットでお湯を沸かして、髪の毛を洗って、体を拭く。あー、さっぱり。長風呂は体に悪そうだから、これくらいがちょうど良いのかな。共同のシャワーがあるアパートなんだけど、まだ感染の可能性があるから使えず。

声もでるようになったので、バイト先に電話して、辞めたいという旨を伝える。了承いただき、退職日が決まる。自分勝手な要望で辞めることにしたのに、電話の後、悲しくてしばし泣いてしまう。不思議なことに、職場に電話している間は全然咳が出なかった。

実はこのバイト先、はじめは最初の契約だけで更新しないで辞めるつもりだった。採用してもらって、働くことができてば、もうそれで満足だったのだ。通勤大変だし、仕事も辛そうだし、待遇も悪いし…。上京前は1年は働こうと思ってたんだけど、この3年で私はすっかり努力とか我慢ってことができなくなってしまったんだ。

それがあんまりにも仕事ができなくて、情けなくて悔しくて、ついつい契約更新しちゃったけど、途中で突発性難聴がバレそうになって、クビかな?次の契約更新は無しだろうなぁ、と思ったら、補聴器に助けてもらって、なんとか契約更新。

そうやって運命を変えたような気でいたら、やっぱ今回辞めることなって、ほぼ最初の予定通り。自分で一生懸命変えたつもりでいても、運命は修正されるなぁと実感した。

だから自分で目標を決めると、なんでも裏目裏目で失敗ばっかりっだよなって思っているけど、実は、そのいずれもが、大きな何かに決められて、その通りに進んだだけって気がする。望んでもいないのに決まったことも、望んで望んでうまくいかないことも、全部、想定内。うーん、病んで考えると哲学的になるなぁ。

ハーシスで、咳がひどくて熟睡できなかったことを報告すると、保健所から確認の電話がくる。電話中は咳なんまり出ないんですよねなんて言ったものの、ガンガン乾いた咳がでる。報告としては良いのだろうけど、話すのはキツイ。きっと癒し系の優しい話し方の看護師さんだから、夜中の布団の中みたいに、いっぱい咳がでたんだろうな。

薬の時間をずらして、咳止めを就寝直前に飲んでみては?とアドバイスを貰う。後遺症にびくついてたから、電話で話ができるのは嬉しい。私の初対面の人に対する妙な距離感の明るい感じも発揮されて、けらけら笑って話ができた。

そして就寝前に咳止めを飲んだのがよかったのか、回復してきていたのか、その日は夜中に起きることなく、朝まで寝られた。そして、その後、ずっと夜寝ると朝まで寝られるのは今日まで続いている。

6日目は特に変わったこともなく、看護師さんから電話も来ない。咳はでるけど、倦怠感もほとんどなくて、暇を持て余す。ドクターコトーみてボロボロないて、ドライブマイカーみて考えさせられて… PCでビデオやテレビをどんどん観ていたら、頭が痛くなってきたので、ほどほどにする。

ジャンクフードが食べたい!テッシュやトイレットペーパーも買いに行きたい!パンダも観たい!でもコロナ陽性者なんだからね、最初の頃なんて入院必須だったんだよな。だから、買い物なんて行かれない。はぁ、それが辛いと思えるほどに元気になったってこと。ありがたや!

そして寝て起きたら、保健所から療養期間終了のメッセージが来てきた。夜中の0:20ごろに送られている。そっか、もうちょっと起きてたら、買い物いけたのか…。早くにメッセージをくれてありがたい。

やったー!まだ咳は残ってるけど、もうコロナ陽性者じゃないじゃん。まぁ10日目までは要注意だけどね。迷惑かけないように、不急不要の外出は控えなくちゃね。長かったなぁ。