補聴器の使い心地

補聴器、試してみることにした。今日で4日目。

右耳から音が聞こえる。けど、元々聞こえる音を拡大したのが聞こえるだけ。高音域は補聴器をつけたって聞こえない。

音の方向の認知は微妙。声を判別できるような音量にすると今度は右のほうが音が大きくて、左から話かけられているのに、右を向いてしまうことがある。

それでも、私に話かけているというのはわかるので、くるくると回りながらも対応はできる。うーん、良い感じ。バイトをするためには、補聴器はかなりの戦力になってはいる。もっと早くに試したらよかったと思うほど。

しかし、眼鏡をかけてものを見るようなわけにはいかない。メガネはちょっと小さくは見えるけど、肉眼で見るのと景色が違うってことは無い。もっとも私は「ド近眼」だったから、眼鏡の先の景色はかなり小さく見えて、相手からは私の目もかなり小さく見えて、眼鏡をとったときのギャップが少女漫画のようにあって、コンタクトにした時にびっくりされた。(今は白内障の手術でレンズ入れたから、かなり度数は弱い。ほぼ伊達眼鏡)

コンタクトにしたら、視野だって広がって、すんごく快適。私は肉眼で両目で見る世界は知らないけれど、何不自由なく、暮らせた。

でもね。補聴器は耳で聞く音とは全然違うのよ。

内耳がいかれていない状態なら、また違うのかもしれないけど、いかれた内耳の状態では、音の一部か大きくなるだけで、元の両耳が聞こえていた音とは全然違う。調子の悪いアンプのような、電子的な変な音。

抵抗を感じて、つけるのを嫌がる人の気持ちも分かる。いかれた内耳で言葉を聞き取るようにするには、音量も上げないといけないから、雑音はかなりうるさい。例えばコーヒーを飲んで、テーブルに置く音がうるさい。新聞を開く音がうるさい。電車の音がうるさい。自分の足音もうるさい。

あー、うるさい、うるさい、うるさいと、発狂しそうになる人もいると思う。

ところがね、幸か不幸か私は発達障害なのかな?って特性がいろいろあって、健常な頃から、雑音をシャットアウトする脳の働きが弱めだったんだよね。雑音は聞こえずに必要な音だけが鮮明に聞こえると言う、脳の素晴らしい機能ってやつが、うまく機能していない。ノイズキャンセラーのヘッドホン買おうかなって思ったほど。

そして、集中すると、全然音が聞こえなくなるという特性もある。職場ですぐそばの電話の音に気が付かなくて、呆れられたこともある。子どもの頃は漫画に集中してしまうと、母から何か言われてるのに気が付かず、気が付いた時には母が鬼のように怒っていたってことも何度もある。

だから、補聴器はそこまで苦痛ではない。この外界に対して閉じた感覚って言うのかな、いろんな痛みに鈍い感覚は、コンタクトをするとか、補聴器をつけるには、きっとすごい長所なんだと思う。

という訳で、いまのところ、補聴器を付けることのメリットデメリットはメリットのほうが断然大きい。問題はお金。

今試してる補聴器は、片耳60万円だって😵

ムリムリムリムリ。子どもの為だったら出せるかもだけど、自分には無理。そう伝えたら、予算に合わせていろいろ試してくれるって話だけど、やっぱあの60万円のが良かったってならないのかな。まぁ、鈍いから、違いの判らない女って気もするけど。

今は、汎用的なものを耳の穴に挿しているのだけど、安い補聴器でハウリングを無くすためには、専用の耳に合わせた部品が必要になるらしくて、補聴器本体以外に1万円ちょっとかかるらしい。まぁ、歯だって見栄えを良くしようとしたら、それくらいはかかるもんね。仕方ないか。

しかし、私は片耳だし、ギリギリ中程度の難聴だから、まったく保険の対象にならない。それだけ不便ではないってことなのかも知れないし、眼鏡もインプラントも保険の対象ではないのだから、当たり前なのかもしれないけど、片目が弱視ないのと、片耳が難聴なのは、きっと、かなり生活に支障があると思う。右側、距離感が全然つかめなくて、油断すると、いろんなものにぶつかりまくりだもんな。

言ってもしかたない。片目は見える。片耳は聞こえる。聞こえない片耳だって、補聴器でパワーアップはできる。補聴器だって、コンタクトだって、両方必要な人の半額で済む。

楽しい気持ちで頑張ろうっと!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

仕事

前の記事

補聴器を試そう
お金

次の記事

今月の収入は約15万