先月末に引っ越しをして、上野までちょっと遠いけど歩けないことはないところに引っ越した。

上野の近く、住んでみたかったんだよね。フリーターだったころも、会社員の頃も、東北暮らしの時も、上野は大好きで、花見をしたり、動物園に行ったり、美術館にいったり、ちょっと足を延ばして合羽橋や浅草いったり、スカイツリーみたり…。

前回も書いたけど、風呂なしの築56年のアパート。1キロくらいのところにある「萩の湯」って銭湯はとても気持ちがよくって、駐輪場もあって自転車ならすぐだし、さっそく回数券を買って週3は行こうって思ったんだけど

何かを検索していたら、1.5キロくらい離れた場所のスポーツクラブがキャンペーン中で、入会金ゼロ&11月~1月までの会費が半額ってのを発見。お風呂とサウナも利用可能で、平日は23時、休日も20時まではやってる。点検等のためなのか、毎週決まった曜日が休みだから、なんならその日は銭湯に行けば良い。

うわ、これ、器具も使えるし、プールもあるし、レッスンも受けられるのに、銭湯よりも安いじゃん!とさっそく入会。タオル、靴、ウエア、水着を行くたびに借りられる手ぶらパックをオプションで付ける。それでも初回の支払いは一万円弱。

さっそくレッスンにも参加。ヨガとピラティスを受けてみた。どっちも長所も短所もあるけど、すごく楽しかった。もうちょっといろいろ受けてみて、一番都合の良いレッスンを週1で受けようと思う。

そして、東京マラソンに向けて、トレッドミルで7キロ/1時間のペース走で長距離も走ってみたい。プールで歩行とかアクアビクスもしたいけど、オバサンはそこまで体力がない。せっかく水着とキャップを借りられるのにな。勿体ないな。20代の事なら、仕事帰りに毎日泳いだのかもなぁ。

このジムからアパートまで、帰る途中に、コンビニやスーパーがない。飲みやはあって、良い匂いに誘われるけど、お風呂上りに寄りたくもない。ちょっと遠回りすれば、まいばすけっととか、コンビニとかあるのだけど、スポーツして、お風呂入って自転車で帰る時って、そのちょっと寄り道が面倒。徒歩だと、逆に寄り道したくなるんだけどな。

で、まっすぐ帰ってきて、お水飲んで、寝る。

そんな訳で、1日に使うお金は職場までの往復の交通費の340円(娘のところに言ったり、歩いて帰ったり、自転車で行ったりもするから、定期は買わない)と昼食が400円~600円くらいと、夕ご飯代わりに食べるプロテインバー200円分程度。

ジムの分を分割にして+300円。予算が1500円だから、余った分で日用品も買える。

家賃とか通信、光熱費とかで月に5万円くらいは必要だから、生活費と合わせて10万円/月くらいかな。時々、サプリとかプロテインとか買うから+1万円かな。

11万円。これなら年金生活でも、暮らせるんじゃないの?と思う。田舎だと楽しもうと思うと例えば家庭菜園をするとしても、けっこうなお金がかかるのだけど、都会はお金かけずにいろんなことができて、楽しいな。

問題は医療費だよな。今までほとんどお医者さんにかかったことがなかったのに、歯医者とか眼科とか、けっこうお金がかかっている。今は働いてるから、なんてことないけど、年金生活だと、そこが辛いよな。体調悪いとジムのお風呂も使えないし…。

そんな小さな暮らしを楽しんではいるのだけど、スマホにはお金を使ったほうが得と思わせるような広告が連日入ってくる。そうだ、ふるさと納税だ!って思うけど、それで住民票が月2000円くらい安くなったとしても、あんまり実感はなくて、買い物した分だけ貯金は減るんだよな。

田舎にいるほうが、ガンガン買い物したり、電車やバスでお出かけしたりするけど、都会で暮らすとお金を使わず、散歩やサイクリングを楽しむ。

イメージと逆だけど、なんだか、そんな風なんだなぁとしみじみしてしまった。