いじめを決めるのは誰?

ネットニュースのタイトルを見ただけで、詳しいことは全然知らないのだけど、いじめられたって訴えている人に対して、本当にいじめられてるのかな?っていう感じのコメントを見かけてなんだか悲しい気持ちになった。

もしかしたら、被害妄想とか、心の病気なのかも知れない。加害者と言われた人にとっては、いいがかり、逆に被害者だ!って状況なのかも知れない。だからといって、本人はいじめられたと思って辛いのだから、強い立場の人は、フォローすることが必要なんじゃないかな。

認知症の老人なんて、被害妄想ばっかりで、悪口いいまくるのは日常茶飯事、思い込みで相手を杖で叩いたり、大声で相手を威嚇してみたりで目が離せない。

こっちは言ってることがおかしいってわかってるんだけど、本人は本当にそうだと思ってるし、辛くて悔しいんだと思う。だから、辛かったですね、立派でしたねって相槌打ちながら、話をゆっくり聞いてあげるだけでも、落ち着いてくれる。

もちろん、いじめられたと濡れ衣を着せられた人もフォローする。そっちもそっちで、問題があることも多いのだけど、施設に入るくらいの人なんだから、問題が無いわけがない。

私はそういうの得意そうにしてたけど、本当はすごく嫌いで、黙々と作業しているほうが好きだった。でも仕事だし、他人だし、話聞くだけで良いんだし、座ってできる作業をするときは、しゃべりたそうな人の隣に座って話を聞きながら、手を動かしていた。話半分でちょうど良い。あんまり真面目に聞いたら、こっちが病んでしまうからね。

なんでも鵜呑みにするのも良くないけど、傷ついている人がいたら、否定しないで。隣にいてあげる。認知症の人のためのフォローは、健常の人にもすごく役に立つと思う。どこからが病人かって、はっきり線が引かれているわけでもないんだから・・・。

    コメントを残す

    メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

    前の記事

    庭のモミジを伐採した