今日はちょっと愚痴めいた、黒ココ記事になってしまった😡

私は庭の手入れは好きなんだと思う。母親が園芸好きで(それ以前に、祖父がものすごく園芸好きで)作業をじーっと見たり、手伝ったりするのが好きだった。中学校の時は部活の帰りに学級花壇を見て雑草があったら一生懸命抜いて、空いたところに埋めていた。

中1の前期に放送委員をして、声が良いと褒められてすごく嬉しかったから、後期も立候補したのだけど、学年の中で放送委員といえば彼女と思われていた人がクラスメイトで、投票で負けてしまった。同じ班の人たちは私に入れてくれたんだけど、悲しくて悔しくて、感謝の気持ちもなかった💦

落ち込んでいたら、どこで見られていたのか「ココさんは誰に頼まれてもいないのに夏休みに花壇の手入れをしていて、素晴らしいと思ったので、園芸委員に推薦します」なんて、友達でもない子に言われて、こっそりやっていたのを知られて恥ずかしいのと、放送委員になれなかった悔しさで「放送委員に選んでもらえなかったのに、園芸委員なんて出来ません!」と興奮して断ったのだけど、今思えば「ありがとう」と言って引き受ければ良かったな。推薦してくれた子を傷つけてしまった気がする。後悔、反省。

話はこの家の庭に戻るのだけど、この家は建売で、20年くらい前に6件が一斉に売りに出されて、最初に希望した家は、他の人のほうが前金の入金が早かったからとダメになったけど、次にこの家を希望して、無事、GETできた。

隣の家も、向かいの家も、後ろの家っていうのかな、その家も、みんな庭をとてもきれいにしていて、私も、最初はけっこう張り切っていた。

けど、庭に出ると、専業主婦だったり、短時間のパートだったりのご近所さんが話しかけてくる。私もおしゃべりだから、嬉しいし、好きで話してるのだけど、手入れができないまま時間だけが過ぎてしまう。

3年くらいしたころからは、隣の家とそのまた隣の家が、仲が悪くなってしまって、私からすると、どちらも良い人なんだけど、隣の奥さんから悪口をたっぷり聞かされる。婚約者といっしょに家を買ったのに、シングルマザーとデキてしまって、婚約者は家を出て行って、再婚(ダンナさんは初婚)した。ダンナさんとも婚約破棄された彼女とも知り合いだったということで、どうしても許せないと。言っていることは間違ってはいない。でも、第三者が悪口言って、どうにかなることでは無い。

しかも、すぐにその婚約者だった彼女も良い人ができて、結婚して子どももいて、幸せに暮らしているとのこと。じゃあ、そんな浮気男と結婚する前に、破談になって、かえってよかったじゃないかとさえ思う。浮気男って言っても、背は小さくないのに、小顔のかわいらしい風貌で愛想も良く、町内の仕事も積極的にやってくれて、良いご近所さんなんだけどね。

悪いけど、私は仕事も育児もあって、暇人ではなかった。専業主婦で子どももいなくて、庭の手入れもお金を払ってしてもらっている人に、付き合ってられない。…って心の中で思っていたけど、うまく言えなくて、できるだけ合わないように、昼間は外に出ないようになった。

夜遅くに一生懸命雑草を抜いていたら、向かいの奥さんに「そんなに一生懸命頑張られたら、うちが目立っちゃうから、あんまりやらないで…」って言われて、芝生の手入れもし辛くなった。

私は基本的には大ざっばでマイペースで楽天家なんだけど、神経質で他人の目を気にするってのも本質。だから、上の子に機械で草刈りしてもらったり、下の子に花壇に花を植えてもらったりして、私はなるべく隣にも向かいにも合わないようにしていた。

20年のうちに環境は変わる。隣の奥さんは数年前は介護で大変そうで、今は体調が悪くなって、庭にでることがなくなった。定期的に人に頼んでやってもらっているから、今も庭はきれいなのだけど…。

向かいの奥さんとは時間をずらしているつもりでも、私が庭にいると争うように庭で作業を始めることが多いのだれど、隣の奥さんがいなければお互いに人見知りなのか、挨拶をする程度で直接話すことはほとんどない。

そんな訳で、この家を買ってから、初めてくらいに時間をかけて庭の手入れができている。子どもたちが小さい時に、庭で遊ばせながら、これくらい手入れしたかったなって思うけど、もう時は戻らない。仕方がない。

今までは、なるべく、隣にも向かいにも後ろにも関係のない場所ばかり手を入れてきたから、そこにあるものを向かいとの狭間のギリギリのところに植え変えたいと思ってる。隣の家から伸びてきたドクダミも、どんどん引っこ抜いてる。今まで遠慮して抜き取れなかった。でも本当は、ドクダミが蔓延するのはとても嫌だった。

ご近所トラブルってほどじゃないけど、やっとマイペースで庭の手入れができる。嬉しい。ありがたいな。