娘の就活は難航している。

6月から分散登校が始まって、求人票は見られる状態だったらしいが、ぼーっとしているうちに締め切られてしまった求人がけっこうあるらしい。

学校が休みだったなんて関係なく、就職活動は例年と同じスケジュールで動いていたのに、先生からそういう注意がなく、気が付いてなかったとか。

先生の就職ではないのだから、自分でしっかりしないといけないのだろうけど、みんな産まれて初めての就活なのだから、せめて、締め切りが迫ってますよとか教えてくれても良いのに・・・。

でも、縁のなかったところは、エントリーできて、面接しても落ちたのかもしれない。今からでも応募できるところ、このコロナ禍に柔軟に対応してくれるところのほうが娘には向いているのかもしれないな。

気になったというお店の求人を見せてもらったら、株式会社なのに、社保と厚生年金がなかった。残業代も有給もなさそうだし、月給が安いのにボーナスも無い。娘の進みたい職種はそういうところが珍しく無いらしいけど、けっこう有名なところなのに、どうしてそんなに経営が大変なのかなと、とても不安。

正直、親としてはそこは選ばないで欲しいけど、子どもの決めることだから…とあまりいろいろは言わなかった。言わなくても、子ども本人が「これじゃあ生活できないよね。バイト代と奨学金を足した額よりも安くて、家賃とか払えないよね」と冷静だった。社会保険や休日のことは何も見てなかったらしい。若い子ってそんなものかも。

難しいかもしれないけど、こっちなら…と見せてくれた別の求人も、年収が総支給で240万円くらい。1年目は住民税が取られないけど、社会保険で3~4万円/月、引かれるよね。

お給料もらって、修行するようなものだから、安くても仕方がないのかもしれないけれど、それにしても安月給。

それでも、娘の望むところに就職できたら良いな。というか、幸せに暮らしてくれることを願うばかりだな。