新型コロナ、PCR検査を受けられる人が少なくて、かなり市中に蔓延しているのでは?って話だったけど、現時点でも東京都の抗体検査の感じだと、知らないで感染していた人はそんなに多くないらしい。

いや0.6%で8万人を少ないと言ってしまうのは乱暴かもしれないけど、170人に1人くらいの確立…って、風邪とかインフルに比べたらかなり少ないよね。

そんなに少なくても、満員電車には170人以上は乗っているだろうから、無症状の感染者に接触する恐れはあるのか。小学校だと1学年60人くらいだとしても(私が小学生のころは1学年、200人以上だったけど)学校に2人くらいは感染者がいるかも知れない。

そう考えると、けっこうな割合かな。

私の周りにはコロナに感染した人は一人もいない。もしかしたら、知らないうちにかかっていた人はいるかも知れない。私もマラソン大会に出たり、東海地方にバイトに行ったり、関東地方にひと月余りいたりして、ずいぶん怪しいけど、少なくても発症はしていない。

思えば、マカナイのお弁当を、まずくはないけど、おいしくもないって嘆いていた頃があって、何でも美味しい美味しいと食べる私にしては珍しいとは思ったけど、何せマカナイだったから味覚障害だったのか、東北の味覚になじんだ舌に美味しくないと感じてしまったのかはわからない。少なくてもチョコレートや和菓子は美味しかった。

私自体が無防備だから、類友で周りにも迂闊な人が多い。単発バイト先では、わざわざ固まってお喋りしながらお弁当を食べている人たちも多かったし、休憩室が密な場所もあった。それでも、みんな元気なんだよな。

もしかしら、そういう迂闊な人たちは、常に感染症にうつる様な行動をしているから、すでに従来のコロナウイルスとか肺炎とかの抗体をたくさん持っていて、罹りずらいのかもしれない。

インフルエンザも、我が家では下の子以外、罹ったことがない。一緒に暮らして一緒の布団に寝るくらいの濃厚接触してたけど、家族の中で1人だけ。一年のうちにAもBもかかって、その5年後くらいにまた罹った。溶連菌もマイコプラズマ肺炎も、その子だけ罹った。

そんな風に感染症って、免疫力とか、体質とか、予防接種とか、人種とか、いろんな要素があると思うけど、おんなじように暮らしていても、罹る人と罹らない人がいる。それはインフルでみんな知ってると思う。

中学校で働いていた頃に、インフルの症状がでているのに無理して登校してきて、数日後にはその子の前後左右に空席が広がって…ってことを何度か目にしたけど、休んでいる子たちの島の中で、ポツンと健康で残っている子が必ずいる。出席確認で、笑われたりするけど、むしろ自慢できる事だと思う。その違いは何なんだろう。

うちの上の子と下の子でいえば、上の子はかなりの肉食で野菜も好き。下の子は野菜とお菓子が大好き。うーん、やっぱ食べるものの違いなのかな?

でも、下の子はいろんな感染症にかかったおかげなのか、今はすごく元気。実は私も子どもの頃は体が弱かった。小3くらいから急に丈夫になったけど、中学校の時も朝は元気だったのに、昼には具合が悪くなって早退した記憶がある。病院についた時には40℃も熱があった。たぶんあれはインフルだったんだろうな。

そんな私も今は全然感染症に罹らなくなったから、小さい頃に、いろいろな感染症にかかるのも悪くないと思う。

これからも感染症はどんどん出てくる可能性があるんでしょ。インフルだってどんどん変異したり耐性菌ができたり。

だったら、罹らないように予防することも大事だけど、罹っても治る体のほうがもっと大事じゃないのかな。って、今いま思ったことじゃなくて、ずっと思っていることなんだけど。

私は父親が早死にしているから、刹那的な生き方を選ぶ気持ちがあるのだけど、もう父親が死んだ年を7歳も超えて、長生きしたい気持ちになっている。元気で人に迷惑をかけないで長生きしたい。

スペイン風邪も新型コロナも罹ったけど回復したというスペインのお婆さんがいたけど、そういう人になりたいな。