アルバイトすらしていない無職生活も一か月近く。掃除しなきゃいけない場所はいっぱいあるし、庭だって荒れ放題なんだけど、もともと私は家事が好きじゃない。自由になるお金があるなら、お金を払ってやってもらいたいくらい。

誰かが遊びにくるからと掃除したり、誰かに食べてもらうためにご飯やお菓子つくったり、誰かに見てもらうために庭を手入れしたりするのは嫌いじゃない。他人のためならけっこう頑張る。でも、自分や家族のためには最低限のことしかしないんだよな。

医療崩壊の恐れとか言われていて、医療や介護の職員は疲弊しているようなニュースをみると、せっかく介護職員初任者研修の資格があって、2年ちょっとの経験もあるんだから、介護士でも看護助手でも、新型コロナが収束するまでの期間だけでも、手伝いたいって気持ちもある。

でも、人が死ぬところで働くのは本当に嫌。慣れて鈍くなるってことができない。なりたくもない。

たぶん、電話の仕事も介護の仕事もしようと思ったら、すぐに雇って貰えると思うけど、長くはやりたくない。イギリスみたいにボランティアを募ってくれたら応募するのだけど…。

子どもの学費がたまったら、今までやってみたいと思ってたバイトをいろいろしようって、ずっと前から張り切ってたのにな。あっという間に仕事先も決まってウキウキしてたのが、つい一か月半前のことなのに、遠い昔のようだ。

GWのバイトは本当にできるのかな。今日確認の電話してみたら、担当の方が病気で長期間休んでいるらしい。何かあったら伝言しますって人に「お大事に」って伝えたけど、休めない人たちも大変だよな。来週には出社できる予定らしくて、連絡をもらえるらしいけど、ハウステンボスの件もあるし、あんまり期待はできないかな。

こんな風に落ち込んだ気持ちの時に、(もうやる気はないのだけど)いざとなれば介護職なら雇ってもらえるって安心感はとても貴重。人生、無駄なことなんてないな。生きてきたこと全部が財産だ。