約一週間、子どもたちが帰省していた。

といっても、下の子は連日友達と会う約束をしていて、私と一緒に行動したのはたった1日。日本脳炎の予防接種に行き、姑に会いに行き、ホームセンターで買い物をしただけ。

上の子は逆に全然友達と約束してなくて、幼馴染の家にお土産を持っていって、早くにLINEくれたら飲みに行ったのに…と言ってもらったらしい。社交辞令でも嬉しいね。

上の子の今回の帰省のメインイベントはおばあちゃんに会いに行くということ。私は下の子と行ったばかりだったので、上の子だけで姑のところに行って、子どもの頃と同じようにおしゃべりしながらご飯食べて、昼寝して、自分で持って行ったお土産食べてゆっくり帰ってきた。

もしも当初の予定通り私が愛知で働いていて、子どもだけ帰省していたら、上の子は下の子の友達(はとても良い子なのだけど)と3人ってのが息苦しくて、おばあちゃんのところに泊まっていたかもって話してた。そのほうが姑は嬉しかったかも知れないな。

姑に会いに行った以外は3日くらい一緒にいたのだけど、天気も悪かったし、水族館はやっているけど、寒い中、わざわざ遠出してエリアを縮小しているのを見に行くほどの意欲もなく、どこにも行かなかった。こんなときだからこそ、プチプラの洋服を買いに行ったり、好きな水族館に行ったりして、売り上げに貢献したら良いのだろうけど。

せめて温泉でも行こうかと、2人でいそいそとでかけたら月に1日だけの休みの日でガックリ。けっきょくレストランでお昼ごはんを2回食べたのと散歩しただけだった。まぁ、布団で一緒に寝たのが嬉しかったな。私体温高いから、猫でも、子どもでも、暖かいのを求めて布団に入ってくる。

昨日の昼過ぎにダンナが来たので、車を出してもらって、上の子が自分でバイト先へのお土産を買ったり、温泉に行ったり、夕ご飯食べたり。やっぱ田舎は車があると便利だな。車維持するお金でタクシー使ったら良いのだけど、よほどの理由がないと勿体なくてタクシーって使えなくて…。

下の子は昨日も友達と食事三昧で、別行動だったのだけど、上の子と布団で寝てたら無理無理真ん中に入ってきて嬉しそうに寝てた。上の子は追い出されて畳の上で寝てたけど、嫌がってなかった。なんとなくなつかしい状況。

そして、今日の午前中にみんなで墓参りに行って、昼頃にダンナの車で二人一緒に帰って行った。

まだピンときてないだけかもしれなけど、去年のような寂しさはない。去年の春に2人が出て行ってからしばらくは何もしたくなくて、ようやく一人で観光地に行ったり食事に行ったりと元気が出てきたのに、夏に2人が帰った時はすごく寂しくて、また何もしたくなくなってしまった。

それが今はそんなに寂しくない。今日だって、無職で用事があるわけでもないから、子どもたちと一緒に東京に行って、夜桜でも見て、ダンナの単身赴任先まで一緒に帰ってきて、あとは自力で帰るってこともできたのだけど、かったるくて、行く気にならなかった。

去年も2人でダンナに送られて行ったのだけど、私も一緒に行って、一緒に花見したいけど、仕事だから叶わないって、悲しい気持ちでいたのにな。

去年までは、子どもの行事はかかさず参加して、PTAも積極的に引き受けて、ママ友とランチして、職場の希望休は全部子どもがらみで…って何でも子どもありきで行動してたから、子どもがいない生活って考えられなかった。でも今や、子どもがいないことを前提に生活しているから、その違いなのかな?

子どもには子どもの生活があるもんね。親は親で勝手に楽しく生きたほうがお互いの為。私の母はいまだに姉と(私とも孫たちとも)共依存関係だから、私もそうなりそうで怖かったけど、自分を楽しむことで子離れできそうな気がしてきた。

よかった。