学童が苦手だった我が子

学校が急に休みになって、共働きやシングルで働いている親の子は学童保育に行けばよいという話になっているみたいだけど、うちの地域に限っての事かもしれないけど、学童保育ってけっこうやんちゃな子が多くて、派閥みたいなのがあるんだよな。

私は下の子が小5になるまでは在宅勤務だったから、勉強したり、ビデオを見ていてもらって、10時のお菓子やお昼は一緒に食べて、また15時くらいまでは勉強やらお絵かきやら…。子どもの状況で、15時くらいで仕事を切り上げたり、もう少し頑張ったり…。そんな風に過ごしていただろうと想像が付く。

近所にシングルで働いているお母さんと世話好きのおじいちゃんおばあちゃんと一人っ子の孫が住んでいる家があって、上の子はそこに遊びに行くかもしれない。子どもたちが赤ちゃんの頃から知ってるから、きちんと叱ってもくれるし、個性的な変わった子なのに、長所を見つけて褒めてくれる、本当に良い一家。

下の子のお友達は逆に家に遊びにきていた。私なんて何も世話しないのに、逆にそれが良かったみたい。2階で私が仕事している間、うちの子と一緒に静かにビデオみたり、お絵かきしたり、それぞれにゲームしたり、私に余裕があれば一緒にお菓子作ったり。三人兄弟の真ん中で、家にいるより家が落ち着くみたいで、全然邪魔じゃなかった。

ってまた脱線したけど、在宅といえど、けっこう稼いでいたのだから、子どもたちを学童に預けるって選択肢はあった。あったのだけど、上の子は幼稚園の延長保育が好きで、延長保育に行きたいからその分私に働いて欲しいとまで言っていたのに、学童には行きたがらなかった。

下の子は幼稚園の頃から、早く家に帰りたいからお母さんはあんまり仕事しないで…という子どもだった。それでも夏休みや冬休みはいつも延長保育のお世話になっていた。夏は畑に行って収穫してマヨネーズつけて食べたり(迎えに行くとたくさん野菜のお土産をもらった)水着になって、ホースで水かけてもらってお昼寝。冬は雪遊びと昼寝。そういうのは好きだったみたい。

そんな下の子なので、お試しで数日預かってもらったものの、やっぱり嫌だと、続けられなかった。仕方がないから、学校からまっすぐ帰ってきて、習い事したり、上の子や近所の幼稚園が一緒だった小さい子が好きな子たちに遊んでもらったり、よく遊びにくる幼馴染と遊んだり…。

時々やんちゃな事もする子だから、長時間野放しにはできず、あんまり働けなかった。それでも寂しがりの下の子は、あれはネグレストだった!って怒ってるけど。なら、学童いけば良かったのに、その選択肢は娘にはなかったらしい。

だから性格的に誰でも彼でも学童に行ける訳ではないし、小さい子を一人で家に置いておくのは不安。収入の保証があるっていっても、抜けられない仕事もある。突然、明後日からって言われても困るだろうな。

下の子が小5の途中からは外で働いていたのだけど、休みで子どもは家にいるのに、需要がなくなってしまった現場に、契約日数をこなすために通い続けたんだろうな。まぁ、私は同じ仕事をしている職員の中では、パソコン作業は得意だったから、いろいろ雑用やらされて、いつもより忙しかったかも知れないけど…。

今はもう子どもは大きくて何の心配もないのに、気持ちだけタイムスリップして、いろいろ考えてしまった。

そんな事よりも、今の状況のほうが大変なんだけど、それはまた、今度。

    コメントを残す

    メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

    前の記事

    起きたら東海

    次の記事

    就業先は大打撃だった