今月は正月休みを含めて休日が12日あるのに、6日も有給消化するので、休みばっかり。一昨日休み、昨日出勤、今日は休み、明日出勤、明後日休み…ってのが25日まで続く。次の休みで良いか…と油断して、何もしないで休日が終わる。やばいな。

あと一回だけど、夜勤もある。以前は悪気はないのだろうけど、すご~く大変だった方が、すっかり落ち着いて19時過ぎには寝て夜中2~3回トイレに行く程度になった。ズボンを下ろすとか便座の座り方とか、分からなくなってしまったようで、そこを介助する程度。トイレから戻ったらまたすぐに寝てくれるし、むくんでものすごく重たかった足も、日中もゆっくりすごすようになったおかげか、むくみがだいぶマシになって、歩行は安定したし、ベッドに足を載せる手伝いも楽になった。

もしもはないけれど、もしも退職を申し出る前にこの方がこんなにお利口さんになっていたら、辞めたいって思わなかったかな? いや、それはないな。私は本当は老人介護の仕事は望んでなくて、お金のために選んだ道だから(この田舎で車の運転できなくて、たいした資格もなくて、この歳から正社員でそこそこのボーナスももらえるのは、介護職くらいかと思う)入ってすぐから、ずっと辞める時期をうかがっていた。

当初は今年の6月を予定していたのだけど、それが5か月早まっただけ。それも、子どもがいなくなって思いのほか生活費がかからなくて、その分を学費に回せたおかげで、職場には関係のない理由だ。

だから、物理的にお世話がたいへんだった人や、介護拒否が酷かったり、他人の悪口ばっかり言ってたりで精神的に消耗させられる人や、嫌い(苦手から嫌いになった)な職員Mさんが、私を辞めさせた訳ではない。

私は私の意志で、計画通りにやめるんだ。ご機嫌な選択だ。←ちと、強がり?
今日は天気が良いからハロワでも行ってこようかな。

さてさて、ここからやっと本題なのだけど、18切符消化の旅の続き。

娘のアパートについたのは5時頃で1時間もすると娘がバイトのために起きる。まだ眠たいけど、前日は電車でずっと寝てたし、天気は良いし、18切符使わないともったいないので、7時には起きる。

当初の予定では「高尾山」登山。前日、電車の中で調べて、道具も、生き方もバッチリ。…しかし、足の裏が水膨れみたいになっていて痛い。マラソン大会で42.195キロ走ったって、こんな風になったことはないし、マラソンを走ったようには足もお尻も痛くない。重い荷物を背負って、長時間歩くとこうなるのかな?うー、破けたら嫌だな。

別の候補で温泉巡りってのもあるのだけど、それも駅からの移動が必要なところが多い。もっと、足の裏に負担のなさそうなところないかな…と検索すると、勝沼ワイン郷という駅の「ぶどうの丘」というところで、ワインの試飲をして、温泉に入れる。景色もきれいとのことで、これに決定。

ぶどうの丘 https://budounooka.com/

出発が10時過ぎと遅くなってしまったので、現地についたのは13時頃。駅から300円のバスも出ていて、電車がついたらすぐに発車するような時刻設定になっていたけど、高台に建物は見えているし、天気よいから歩きたいし(足の裏の痛み<知らない場所を歩きたい&高いところに登るのが好き)、バス代勿体ないから歩く。

ずっと標識があって、迷うことなく到着。葡萄農家?さんは、どの家でも枝の選定をしていたのだけど、誰からも声をかけられない。そういう地域性なのかな?挨拶し合うのも好きだけど、話しかけられないのも好きだから、それはそれでOK

コンクリートの塀の模様とかマンホールの蓋とか、葡萄模様になっていてかわいらしい。

「ぶどうの丘」では敷地内を写真を取りながらぐるっと回ってもたいした見る所はない。高台なので、景色が綺麗で、バーベキューしたら楽しそうだけど、一人バーベキューって、なんだか面倒。

さっそくワインカーヴ(地下ワイン貯蔵庫)のワインの試飲にチャレンジ。1520円で試飲し放題。本当にたくさんの種類があって、ワインを吐き出すツボもあるのだけど、ちょこっとずつだからと飲みこんでいた。そうしたら、数がすごいので3/4くらい試したところで千鳥足になってしまうほどに酔っぱらった。

一旦ワインカーヴから出て(当日17時までなら出入り自由)外を散歩したり、家族にLINEを送ったりして、すこし酔いを醒まして、残りの試飲は飲み込まずに吐き出したのだけど、飲まなくても口腔内から吸収されるのか、また酔っぱらった。

そこで試飲はおしまいにして「天空の湯」という温泉へ。760円。私の住んでいる地域では天然温泉は310円とか、410円とかが当たり前なのだけど、関東近郊でこの値段は高くないと思う。バブルバスとミストサウナと露天風呂しかないのだけど、とっても清潔な感じで、露天風呂からの眺めが良くて、肌もツルツルになって気持ちが良い。

露天風呂で同世代っぽい女性に話しかけると(酔っぱらってるから積極的。普段の私は人見知り)露天風呂からの夜景もきれいで、あと1時間もしたら楽しめるとのこと。ここも良いけど、「ほったらかし温泉」というところも良い温泉だし、ワインナリーでは無料で試飲できるところもあるとか。うん、また来よう!勝沼!と心に誓う。

ゆっくり露天風呂に入っているうちにうたた寝しちゃって、気が付いたら夜景。きれいきれい! 温泉を堪能して更衣室で髪を乾かしながらLINEをみたら、娘がバイト早く終わってもうアパートにいるという。

えー、急いでも2時間はかかるよ、そんなに早く帰るなら、アパートで寝てたらよかった。ていうか、当初の予定の高尾山ならちょうどよかったのに…。電車の時間を確認したら、急げば次の高尾行きに間に合いそう。

慌てて駅に向かうも、恐ろしいほど真っ暗。えー?外套なさすぎ。道見えないよ。どっちが駅?とパニック。そうだそうだとスマホを取り出してマップを表示。駅に向かって下り坂を駆け降りるとガードレールにお腹をぶつけて派手に転ぶ。お腹がかなり痛い。足も痛い。スマホもアスファルトに強く打ち付けてしまう。痛いけど、電車に間に合うようにと更に駆け降りると、今度は側溝に落ちる。けっこう広くて深い。すこし歩いたらまたおちる。もう電車も間に合わない。

せっかくのご機嫌が、すっかり涙。なんでこんな暗いんだ?なんでこんな大きな側溝に蓋がされてないんだ?酔っぱらってるので、周りに誰もいないし家もないのを良いことに、怒りに任せて叫んでしまう。

でも、もう電車無理だ…と焦る気持ちがなくなったら、迷うこともなく、トラブルに会うこともなく到着。勝沼が悪いんじゃなくて、パニックになっていた自分のせいだよな。うたた寝してないで明るいうちに帰れば良かった。

気を取り直して娘に電話しようとするも、スマホが動かない。LINEを読むことはできるけど、文字は打てない。よく見たら液晶にヒビが入っている。え?壊れた?(@_@) 仕方がないので、2台持ちのガラケーから電話する。

結局娘のアパートに戻ったのは22時頃。娘が機嫌よく駅まで迎えに来てくれたので、駅前のカラオケに行って、朝まで歌って私の機嫌も良くなったけど、スマホは動かないまま…。

しか~し、そういえば数日前にヨドバシカメラでガラケーからiphoneへの機種変が1円って記事を見た!これはもしかしたら、やっぱり私の潜在意識がなせる業か?と前向きに考える…

なんか、超長くなってしまったので、続きはまた今度(^^)/