実家が売れたらしい

先日母といろいろ電話で話をしたのだけど、実家を売却したと知らされた。

もう20年以上、貸家にしていて泊ることはできなかったし、一昨年家族旅行で北海道に行った時に近くまで行ったけど、もうどれが自分ちかもわからないくらい遠い存在だった。

それでも「もう二度とあの家に行くことはないんだ」と思うと、ちょっと…いやかなり寂しい。

もしもなんて考えてもしかたないけど、もしも父親が死んでなかったら、きっと今も両親そろってあの家にいて、私は毎年のように子どもたちを連れて帰省してただろう。

親に子ども預けて学生時代の友達と飲んだり、先輩たちと歌ったり、幼馴染の家に行って家族の皆とおしゃべりしたり、親戚とも会ったりしたんだろうな。

でも、あんがい父が生きていても、父は途上国で特技を生かした何かで生活してて(50過ぎたら・・・と父の夢だった。)母は姉一家と一緒に暮らして、実家は貸家で・・・って今と同じだったかもしれない。

今、借りて住んでいる人はそのままで、オーナーチェンジってカタチで売ったらしい。値段は、軽自動車にオプション付けて買うくらい。土地付き一軒家にしては、二束三文だけど、更地にするとなると逆に赤字だったかも知れないから、良い形で売れたんだと思う。

そのお金で父の遺骨を北海道から今住んでいるところに持ってきて、永代供養を考えているらしい。

もう北海道に、お参りに行くこともないのか…と思うと、それもまた寂しいけど、父が亡くなって30年以上経っているのに、片手で足りるほどしかお参りに行ってない私が口を出すことではない。

何も不満もないし、いろいろ考えて手続きしている母の苦労を思うと、申し訳ないほどなのだけど

理性では納得できる。自分で北海道を離れる決断をして、今住んでいる場所で、楽しく生きているのだから、北海道を失っても仕方がない事なんだと。

でも心は、そんなに簡単ではない。いろんな感情がないませ。しばらくはセンチメンタルになってしまってそうだ。

日記

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