先週の金曜日に職場とプライベートの両方で悲しいことがあって、それからずっと、寝不足でクヨクヨとした日々を送っていたのだけど、昨日の夜から12時間くらい続けて寝て、だいぶ元気になった。
プライベートのほうは、まだ考えると悲しくて苦しいので、もうしばらくしてから書こうと思う。
職場のほうは、90歳超えなのに、全然ぼけてなくて(認知症しか入れないはずのうちの施設に、なぜ?ってくらい)耳も遠くなくて、食欲もそこそこあって、トイレも自分で行くし、すごいなぁと思っていたおばあちゃんが、急に弱って入院してしまった。
私が入職したころは気難しくて、拒否られたり、怒鳴られたり・・・。気に入った職員にこそ、我儘を言うと慰められて、気に入らなくて良いから、拒否しないでよって思った。
プライドが高くて、いろんな介助を拒否するおばあちゃんだったのだけど、私が体格がしっかりしていて、支えてもらうのに安心なのか、男性の職員や私が入浴介助の日は拒否なく入ることが多くて、そこでもいろいろ我儘をいうから、拒否してくれて良いのに…なんて思ってた。…いや、その更に本心では、頼りにされてるみたいで嬉しかったんだけど。
私も人の世話になるの嫌いだし、かわいそうとか思われたくないし、変なところ神経質だし、けっこう共感できる部分があって、積極的に話しかけていた。眼だけでも、うなずいてくれたりして、手助けしたい気持ちはあっても、身体介助がへたくそで、この仕事に向いてないって痛感している毎日でも、その方のお世話は、自分を嫌いにならずに済む、好きな時間だった。
それが薬のせいもあってか、少しずつ柔らかくなって、いろんな介助を拒否することもほとんどなくなっていたのだけど、今月になってから、急激に弱った。
主食のご飯は絶対に残さずに全部食べていたのに、ゼリーとかプリンのような食べやすいものしか食べなくなって、着替えもトイレも、全介助でないと難しくて、体重も急に増えて、絶対におかしいとかかりつけ医に行っても、栄養剤出されるくらいで・・・
それで、この辺では一番大きな病院に、救急で連れて行ってもらったら、そのまま入院。心臓も肺も悪くて、酸素呼吸して点滴しているそうだ。
血のつながった身内は一人もいなくて、ほとんど関係ないような、遠い親戚の方が、今までも定期的にお見舞いに来てくれていた。朗らかで、やさしそうな人。持ってくるお菓子ひとつにも、おばあちゃんが喜びそうなものを考えて買ってきてくれたのが分かる、そいいう方。その方も、正直、亡くなったらほっとすると思う。
年齢が年齢だし、会っておきたい身内や知人もいないし、病院から「まだ先の話ですが、もしもの場合は、延命治療は…」って話が終わらないようなタイミングで、必要ないって伝えていたそうだ。私が、その立場でも同じように答えると思う。もう十分頑張って生きた。もう無理しなくて良いって思う。
まだ、元気になって戻ってくるって可能性はゼロではないのだけど、戻ってこれない可能性のほうがずっと大きい。寝っぱなしのうちに、歩けなくなっている可能性が高いし、うちの施設は、そういう状態の方がいる場所ではないと、法人の係長がはっきり言っていた。
ご飯を作る係の時に、これ好きで食べてたなと思っては、寂しい気持ちになった。まだ最後じゃないけど、最後に体操したのも、最後にお風呂入ったのも、私の介助だったなって変に、やりきった感に浸ったりして…。
考えるとボロボロと涙がでる。家に帰ってからは、プライベートのことで泣いてばかり。脱水になってるか、ちょっと頭が痛い。水分摂らなくちゃ。
プライベートのほうは、まだ考えると悲しくて苦しいので、もうしばらくしてから書こうと思う。
職場のほうは、90歳超えなのに、全然ぼけてなくて(認知症しか入れないはずのうちの施設に、なぜ?ってくらい)耳も遠くなくて、食欲もそこそこあって、トイレも自分で行くし、すごいなぁと思っていたおばあちゃんが、急に弱って入院してしまった。
私が入職したころは気難しくて、拒否られたり、怒鳴られたり・・・。気に入った職員にこそ、我儘を言うと慰められて、気に入らなくて良いから、拒否しないでよって思った。
プライドが高くて、いろんな介助を拒否するおばあちゃんだったのだけど、私が体格がしっかりしていて、支えてもらうのに安心なのか、男性の職員や私が入浴介助の日は拒否なく入ることが多くて、そこでもいろいろ我儘をいうから、拒否してくれて良いのに…なんて思ってた。…いや、その更に本心では、頼りにされてるみたいで嬉しかったんだけど。
私も人の世話になるの嫌いだし、かわいそうとか思われたくないし、変なところ神経質だし、けっこう共感できる部分があって、積極的に話しかけていた。眼だけでも、うなずいてくれたりして、手助けしたい気持ちはあっても、身体介助がへたくそで、この仕事に向いてないって痛感している毎日でも、その方のお世話は、自分を嫌いにならずに済む、好きな時間だった。
それが薬のせいもあってか、少しずつ柔らかくなって、いろんな介助を拒否することもほとんどなくなっていたのだけど、今月になってから、急激に弱った。
主食のご飯は絶対に残さずに全部食べていたのに、ゼリーとかプリンのような食べやすいものしか食べなくなって、着替えもトイレも、全介助でないと難しくて、体重も急に増えて、絶対におかしいとかかりつけ医に行っても、栄養剤出されるくらいで・・・
それで、この辺では一番大きな病院に、救急で連れて行ってもらったら、そのまま入院。心臓も肺も悪くて、酸素呼吸して点滴しているそうだ。
血のつながった身内は一人もいなくて、ほとんど関係ないような、遠い親戚の方が、今までも定期的にお見舞いに来てくれていた。朗らかで、やさしそうな人。持ってくるお菓子ひとつにも、おばあちゃんが喜びそうなものを考えて買ってきてくれたのが分かる、そいいう方。その方も、正直、亡くなったらほっとすると思う。
年齢が年齢だし、会っておきたい身内や知人もいないし、病院から「まだ先の話ですが、もしもの場合は、延命治療は…」って話が終わらないようなタイミングで、必要ないって伝えていたそうだ。私が、その立場でも同じように答えると思う。もう十分頑張って生きた。もう無理しなくて良いって思う。
まだ、元気になって戻ってくるって可能性はゼロではないのだけど、戻ってこれない可能性のほうがずっと大きい。寝っぱなしのうちに、歩けなくなっている可能性が高いし、うちの施設は、そういう状態の方がいる場所ではないと、法人の係長がはっきり言っていた。
ご飯を作る係の時に、これ好きで食べてたなと思っては、寂しい気持ちになった。まだ最後じゃないけど、最後に体操したのも、最後にお風呂入ったのも、私の介助だったなって変に、やりきった感に浸ったりして…。
考えるとボロボロと涙がでる。家に帰ってからは、プライベートのことで泣いてばかり。脱水になってるか、ちょっと頭が痛い。水分摂らなくちゃ。
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