先日の合唱の演奏を聴かせてもらう機会があって、いそいそと楽しみに出かけて行った。

オーケストラの演奏はとっても素敵なのだけど、合唱は呆然としてしまうほど「下手」だった😨

そりゃそうだよね。練習の時からレベルが低いのは感じていた。そういう私だって今回はアルトで参加してソプラノにつられそうになった箇所もあったし、低い声はくぐもってたし、レベルを低くしていた一員でもあるのだけど・・・。

月に2~3回のアンサンブルで、やることは発声練習(ボイトレ的な指導があるでもなく、ただただドミソファレドを半音ずつ上がって下がって・・・と声出しするたけ)と音取り。各パートの声を合わせることもなく、パート同士のバランスを整えるのでもなく、暗譜して音符通りに歌えるようになるための練習。

それって、個人で出来ることだと思う。楽器がないとかで個人が無理なら、数人でまとまってやるべきことで、ここでやることではないでしょう?と練習のたびに思っていた。

それでも2回に渡る指揮者の先生の指導で、ずいぶんまとまりができて、うまく歌えた気でいたのだけど、そんな付け焼刃、50が60になるくらいで、100には全然届かない。

心なしか、演奏がその60に合わせて、控えめになってる気がする。歌がない部分はとても生き生きしているのに、合唱が始まると、我慢してくれているみたいで…。

変な話、市内のいろんな中学生の合唱コンクールの演奏のほうがよっぽど上手。こんなことなら、どこかの中学校にお願いして歌ってもらえばよかったのにね。

なんか悲しいな。合唱を知らない担当者がコーディネートしたから、いろいろ、わからなかったんだろうな。申し訳ないけど、担当者も合唱団も今回の演奏で満足しているのなら、絶望的だなとさえ思ってしまった。

いっそ、聴かせてくれなかったら良かったのにな。

ま、個人的には、ゲネプロでは指揮者の先生の魅力的な指導を真ん前で受けられたし、本番の演奏はすっごく楽しかったのだけどね。

ここで本音書いたし、もうこの件でグチグチいうのは辞めよう。

いつかは、サントリーホールで「第九」歌いたいな。