ネットニュースで台風被害で大変な人がいるのに楽しく遊ぶなんて不謹慎だという発言があるという記事を見た。実際に発言している人と直接コミュニケーションを取った訳ではないので、話してみたら理解できることなのかも知れないけど、記事を読んだ限りでは、え?誰のための苦情?って思ってしまった。

地震とか噴火とか台風とか、災害があるとその土地に遊びに行こうと計画していた人がキャンセルしちゃって、街に活気がなくなって、経済的に大変って話はよく聞く。予定通り来てくれたほうが、まだ元通りではないけれど、来てくれてありがとう。楽しそうにしてくれてありがとうって地元の人は感じるとと思う。

遊ぼうと思っていたお金を分寄付すれば良いってことでも無いと思う。もてなすことで逆に元気をもらうってこと多い。自分のためには頑張れないけど、他人のためなら力でるって人、けっこう多いと思う。

東北の大きな地震の時、被害の状況がTVで報道されて、悲しくて辛くて、眩暈でまっすぐ歩けなくなったり、吐きそうになったりしてた時に、バライティ番組が自粛で放送されないのは逆に辛かった。あんまり大変だからこそ、笑えることがないとメンタルが持たない。

私の場合は、大事な身内が亡くなった時も、幼い子どもが、子どもが揃ったことで、はしゃいで嬉しそうにしている様子をみると心が救われる。悲しいけど、こうやって元気に命が育っているんだなって。そういう時にも、はしゃぐなって怒る人っているけど、なんだかな・・・。

千葉県で不便な暮らしをしている方は本当に気の毒だと思うけど、だからって、遊んでいる人に苦情を言ってくれてありがとうなんて喜ぶ人は、ほとんどいないと思う。

いや、でも、被害妄想とか、鬱っぽくなってしまっている人は、そういう思考(私が辛いんだから、遊ぶな!楽しむな!)になってしまうのかも知れないな。お年寄りで被害妄想の方はたくさんいるけど、若い人でもけっこう、精神が弱っている人は多いものね。

自分が苦しい時に自分をイジメた人が楽しそうにしていたら、ムカつくとは思う。被害妄想の人は、この人は私が苦しんでいるのを見て笑ってるとか思っちゃうのかな。それなら怒っても仕方ないのかもしれないけど、だれもそんな事で笑ってないのにな。

そして、辛い気持ちの人がいるんだから、みんなで自粛しようって強要する人が出てくるのかな。だとしたら、気の使い方が寂しい。みんなで笑えたら良いのにね。