思春期の頃からずっと2月が苦手だった。出身地は北海道で一年で一番厳しい季節。当時の北海道は私の住んでいた温暖な地域でも5月にはまだストーブをたき、お盆過ぎたら夕方はもう寒くて上着が必要というような気候だったから、夏の暑さに苦しめられることはなかった。

ただ、幼い頃に、秋になると暗くなるから寂しいと詩人のような事を母に言っていたらしいので、夏の終わりに精神的に不安定になるというのはずいぶん昔からだったのかも知れない。

今でも2月は苦手。ナイーブになって、過去のいろんな嫌な事思い出して、うつうつとしてしまう。でも長年に渡っての事で、そういう季節だってわかっているから、来た来た。美味しいもの食べて、温泉でも行って、良く寝て、泣けるビデオでも見ようって、自分をご機嫌にする方法を知っている。

それが8月はまだ2回目だから、どうしたら良いのか、よくわからない。温泉は冬ほど気持ちよくないし、食欲も冬ほど肉とかスイーツは欲しくないし、冬ほどふとんも気持ちよくないし…。まぁ。冬と比べてのことで、食べる・寝る・温泉は年中好きだけど…。

なんで去年も今年も9月の初めに、8月ですっかり弱ってしまったって実感するのかな。厳しい夏に、野菜や果物ばっかり食べて、夜更かししても日が昇るのが早いから早起きになって…って小さな理由が少しずつなのかも知れないけど・・・。

でもそんなのは、いつもの習慣。ここ数年で変わったことではない。やっぱ更年期障害なのかな。ホットフラッシュとかで夏が苦手になっている?あるいは地球温暖化?

エアコンが壊れてしまって、扇風機で凌いでいたのが、去年の夏にボーナス貰ってエアコン取り付けて、クーラー三昧の日々だから?

まぁ、なってしまうものは仕方がない。理由をさぐって予防しても、一年に一度しか結果がでないし、その間にも体調は変わるから、なかなか予防はできない。だから対処療法で、自分をご機嫌にする方法を見つけなければ。

去年は管理職に「会議や勉強会の日と私の休みが全部一致していて、純粋な休みが全くなくて疲れてしまいました!」って文句言って、今では遅番とか夜勤の日とぶつけてくれることが多くなったのだけど、今年は夜勤中に徘徊していろいろなものを移動しまくる利用者さんにキレて怒ってしまって…こんな自分が嫌で仕方がない。

昨日は夜勤明けで今日は休日だからちょっと遠くへのお出かけとか、温泉に行くにはちょうど良いのに、生理で温泉入れないし、プールにも行けない。だるくてサイクリングもしたくない。

庭の雑草を抜くのも良いと思うのだけど、先日10分くらいやったら、虫に刺されて大変なことになった。ヒスタミン、たまってるのかな。だから夜更かし&早起きなのかも。ミニトマト、いっぱいもらって食べまくってるものね。食べ過ぎて口の中が痛くなるほど…。そりゃあ、ヒスタミンたまるよな。

そして春には三度三度真面目に飲んでいたサプリも最近はあんまり真面目に飲んでいない。プロテインも飲んでいない。だから効いてるのか効いてないのかもよくわからない。けど、まぁサプリなんてそんなもんだよね。

なんか書いているうちに対処療法はわかってきた。ぐっすり眠れるように工夫すれば良さそう。9月になって野菜を無料でたくさんもらって食べ続ける日も終わったし、夜間はクーラーも不要だし、だんだん元気になることでしょう。

そして来年は、9月になってからではなく、8月の頭から、自分を癒す方法を考えなくちゃね。幸い来年はシフト勤務はもうしていない予定。精神的には子どものままなのに、体はどんどん歳とるなぁ・・・。