奨学金をチャラにしたいって若者が多いとかなんとか…
私は団地がたくさん建っていた貧乏な人ばかりの地域で育って、勉強が嫌いな子は中卒で手に職付けて職人になって、勉強が普通くらいに出来る子は高卒で働くというのが普通だった。
私は小6の時に聞いた合唱部の演奏に雷を受けたかのように感動して、あの高校に行くと決心した街の学校に行ったのだけど、そこは就職するのは1クラスに1人もいないような進学校だった。
我が家も、姉が学費も寮費もかからない看護師の養成所に進学してくれたおかげで、すこしだけお金に余裕ができて、私には国立の大学か、地元の私立の短大なら進学しても良いと言ってくれた。
進学する気まんまんで国立大学の受験に臨んだけど落ちてしまった。地元の短大は、小中で一緒だった私より勉強できなかった子たち(転校生でその地域ではお金持ちだった子が多い)が附属から進学するのと一緒になるのが嫌で(変なプライド)受けもしなかった。
そしたら、音楽系の夏季講習に行った時に歌のレッスンをしてくれた先生が部活の顧問の先生の教え子で、私の事を推してくれて、音楽科でなくて声楽科で追加受験したら絶対に受からせてくれるという話がでたのだけど
その学校、学費と生活費で安くても 200万/年 かかる。(35年くらい前で…)ピアノを使いたいと思ったらもっとかかる。しかも、卒業しても音楽科ならまだしも、声楽科でその道に進むとしたら、お金になるかわからない。夜の仕事をしながら夢に向かうイメージ。
親は、そこに行かせてやるほどのお金はないけど、借金ならしてやる。自分で返せるなら行けって言ってくれたけど、400万超え(短大だから2年分)の借金背負って、お金になるかどうかもわからない道を究めるという気持ちは私にはなかった。
私はその選択で間違ってなかったと思ってるけど、借金してまで行く気持ちのある人は、それはそれで素晴らしいと思う。借金が力になるってこともあると思う。
でもさ、自分で借金してまで進学したいって決めて、それでいざ返済となったら大変で、チャラになるなら政党に一票入れるって、どんな思想だろう。
借金返したくないなら借りなきゃ良いじゃない。大学行って良いところ就職できるくらいの実力なら、高卒で就職したって、そこそこ稼げると思う。高卒でろくなとこ就職できないような実力なら、大学でたってあんまり稼げないと思う。
大学でないとできない仕事をしたかったからとか、まだ働くには自分が何をしたいかわからないから自分探しをしたいとか、いろんな理由で借金してまで学校行くのだろうけど、あえて借金してまで進学する道を選んだのなら、きちんと自分で返さなくちゃ。
借りたもん勝ち、堅実に自分の能力の範囲で進路を考えた人たちバカみたい・・・なんて価値観、絶対おかしい。
そういう私は東京の訓練校の電子計算機科に行ってた時に、情報処理の資格を取って働くなら返済免除になるっていう奨学金を借りて、資格取って仕事してチャラにしたことあるのだけど、最初から免除になること知ってたから借りたし、免除にならなかったらきちんと返す気持ちでいたし、ちゃんと社会保険も所得税も払って、人手不足の業界で頑張ったのだから、このチャラは良いでしょ。
でもね、条件付きの給付型はWIN-WINのようだけど、人手不足の業界の人材増やすためのエサ、貧乏人を奴隷にするって気もしないことはない。人手不足の業界だから、就職できないとか失業するとかの心配は少ないだろうけど、身体や精神を壊しがちな仕事が多いと思う。
あれ、また脱線してきた。この話題はまた今度。
私は団地がたくさん建っていた貧乏な人ばかりの地域で育って、勉強が嫌いな子は中卒で手に職付けて職人になって、勉強が普通くらいに出来る子は高卒で働くというのが普通だった。
私は小6の時に聞いた合唱部の演奏に雷を受けたかのように感動して、あの高校に行くと決心した街の学校に行ったのだけど、そこは就職するのは1クラスに1人もいないような進学校だった。
我が家も、姉が学費も寮費もかからない看護師の養成所に進学してくれたおかげで、すこしだけお金に余裕ができて、私には国立の大学か、地元の私立の短大なら進学しても良いと言ってくれた。
進学する気まんまんで国立大学の受験に臨んだけど落ちてしまった。地元の短大は、小中で一緒だった私より勉強できなかった子たち(転校生でその地域ではお金持ちだった子が多い)が附属から進学するのと一緒になるのが嫌で(変なプライド)受けもしなかった。
そしたら、音楽系の夏季講習に行った時に歌のレッスンをしてくれた先生が部活の顧問の先生の教え子で、私の事を推してくれて、音楽科でなくて声楽科で追加受験したら絶対に受からせてくれるという話がでたのだけど
その学校、学費と生活費で安くても 200万/年 かかる。(35年くらい前で…)ピアノを使いたいと思ったらもっとかかる。しかも、卒業しても音楽科ならまだしも、声楽科でその道に進むとしたら、お金になるかわからない。夜の仕事をしながら夢に向かうイメージ。
親は、そこに行かせてやるほどのお金はないけど、借金ならしてやる。自分で返せるなら行けって言ってくれたけど、400万超え(短大だから2年分)の借金背負って、お金になるかどうかもわからない道を究めるという気持ちは私にはなかった。
私はその選択で間違ってなかったと思ってるけど、借金してまで行く気持ちのある人は、それはそれで素晴らしいと思う。借金が力になるってこともあると思う。
でもさ、自分で借金してまで進学したいって決めて、それでいざ返済となったら大変で、チャラになるなら政党に一票入れるって、どんな思想だろう。
借金返したくないなら借りなきゃ良いじゃない。大学行って良いところ就職できるくらいの実力なら、高卒で就職したって、そこそこ稼げると思う。高卒でろくなとこ就職できないような実力なら、大学でたってあんまり稼げないと思う。
大学でないとできない仕事をしたかったからとか、まだ働くには自分が何をしたいかわからないから自分探しをしたいとか、いろんな理由で借金してまで学校行くのだろうけど、あえて借金してまで進学する道を選んだのなら、きちんと自分で返さなくちゃ。
借りたもん勝ち、堅実に自分の能力の範囲で進路を考えた人たちバカみたい・・・なんて価値観、絶対おかしい。
そういう私は東京の訓練校の電子計算機科に行ってた時に、情報処理の資格を取って働くなら返済免除になるっていう奨学金を借りて、資格取って仕事してチャラにしたことあるのだけど、最初から免除になること知ってたから借りたし、免除にならなかったらきちんと返す気持ちでいたし、ちゃんと社会保険も所得税も払って、人手不足の業界で頑張ったのだから、このチャラは良いでしょ。
でもね、条件付きの給付型はWIN-WINのようだけど、人手不足の業界の人材増やすためのエサ、貧乏人を奴隷にするって気もしないことはない。人手不足の業界だから、就職できないとか失業するとかの心配は少ないだろうけど、身体や精神を壊しがちな仕事が多いと思う。
あれ、また脱線してきた。この話題はまた今度。
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