アレルギーっ子の給食

ドラマを見ていて、子どもが小さい頃を思い出しました。
うちの子は食物アレルギーで、アレルゲンを食べてしまうと蕁麻疹がでたり、嘔吐や下痢をしたり、熱がでたりするけれど、
普段はアトピーだけで喘息などの疾患はないので、あまり深刻には考えてなかったのです。
(身内にアナフィラキシーショックで亡くなっている人もいるので、実は深刻なのかも知れない)
検査をすれば ige抗体とか、アレルゲン検査の結果とか、すごく高い数値で、
この数値でこの症状だけなんて!とお医者さんがビックリしていたような状況だったので、
給食は注意が必要でした。
幼稚園の頃は、給食のおかずの中にアレルゲンのものがあれば、それを抜いてもらっていたので、
さみしい内容になってしまい(;’∀’) 見かねた担任の先生から、卵焼きとか、ウインナーとか
こっそり入れてあげてくださいと言われて、そのようにしていました(^^)
肌が汚い点では何か言われることもあったようなのですが、内緒のおかずについては
ご飯と一緒に入れていたためか、同じ組の子に何か言われることはなかったようでした。
小学校では、月ごとに栄養士の先生が代替食の献立を考えてくださって、私がチェックしてOKしたら、
それでGO!というようなやり方で、献立のチェック以外は私の負担は何もなく、ありがたかったです。
でも、うちの子の食べられないおかずはあまり子どもが好まないもので
(うちの子は大好きで、かゆくなっても食べた~いって感じだったのですが( ;∀;) 
好物がアレルゲンってこと、けっこう多いそうです)
代わりに空揚げとかオムレツなどが出るものだから、
「ずる~い!」「本当に食べられないの?」「こっちのほうが良いから嘘ついてるんじゃないの?」
なんて言ってくる子もいたようで、
小学校高学年の頃には、少し食べて唇が痒くなったら残すから、みんなと同じ給食にして!
と言われてしまいました。
そのころにはだいぶ食物アレルギーは軽くなっていたし、深刻な発作などがなかったので、できたことなのですが・・・。
幼稚園や学校には感謝の気持ちでいっぱいだれど、ずるいという子も気持ちもわかるけど、
かわいそうな思いをさせちゃったなぁ・・・という気持ちもあったんだと思うのです(なぜか他人事)
今日のドラマで、見た目も味も同じようなアレルギー対応の給食が用意されているのを見て、
気が付いたらボロボロ泣いてました。
え?なんで泣いてるんだ?私。 と戸惑ってしまったのですが、たぶん、↑のようなことで、泣いたんじゃないかな・・・。
ひどい食物アレルギーのお子さんのいるお母さんが本を出していて、給食の献立をみて、見た目をそっくりな
おかずをいつも用意しているという事がかかれていて、とても真似できないと思ったけれど、
そこまでしてあげたら本当はよかったのかな・・・。
でもまぁ、過ぎたことは悔やんでも仕方がない。
子どもはかわいそうと言われるのを嫌うし、今では自分で判断してもらうしかないし・・・。

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